みなさま、こんにちはー!
愛媛・松野町で農家の嫁やってます!
ヤザマです☆
ちょっと前の
話になってしまいますが、
先月末、
桃の収穫作業を
終えましたーーー!!!
(ドンドンドン!パフパフー!)
収穫は
この1年の集大成とも言える作業!
時間差投稿にはなりますが、
気合&思い入れもたっぷりなので、
ちょっぴり
振り返ってみようと思います!
雨のスタート!収穫初日
今年で4回目の収穫を迎えたわが桃園
(木を植えてからは7年目です)
↓収穫前の桃園。なかなか立派でしょ?
はじめは1トンだった収量も
2年目には2トン、
3年目には4トンと
毎年、順調に
収量を増やしていました!
昨年まではなんとか夫婦2人で
収穫するコトができましたが、
枝が折れそうなほどに
たわわに実った桃を見ると
今年は明らかに
人手が足りません
↓「桃の女王」と呼ばれる清水白桃を育てています
この時期は
勤めている美容院を
約2週間ほど休みをいただき、
また、
手伝ってくれるという
アルバイトさんが見つかったコトで、
なんとか収穫の目処が立って
ホッとしたわたしたち
↓袋がけから引き続いて、お手伝いをお願いしました☆ありがとー!
まずは
アルバイトさんが来る前に
自分たちで少しずつ
収穫をスタートさせました
しかーし!
この日は
ザァーザァー本降りの雨!( ´Д`)
↓ズブ濡れのダンナさん
↓お昼休みの1コマ。雨でキブンもブルー
今シーズンの過酷な収穫を
象徴するような初日でした
雨の中の収穫
例年、
梅雨と言っても
少しくらいは晴れ間があるもの
今年は収穫初日から
なかなか雨が止む日が
ありませんでした
そうすると
日照時間の少なさ、
気温が上がらないコトで
桃も青く小さいままで
思うように成長が進まず、
桃が腐って
ロスが増えるばかり…
わたしたちの
ヤル気、人手とは裏腹に
思うように桃を採れないジレンマに
うつうつとした日が続きました
収穫4日目。
アルバイトさんの
出勤日が限られる中、
ついに作業を全員で休む日も
出てしまいました
yazamanoikizama.hatenablog.com
その後は
時間がかかる作業ではありましたが、
熟れているかいないか
袋の中の桃を確認しながらの収穫作業
思うように収穫が進まないまま
アルバイトさんが約束の日程を終え、
ついに夫婦2人だけで収穫を
しなければならなくなりました
しかし、
木を見上げると
半分以上残っている桃の実…
「コレ、
全部取りきれるの?!」
という不安でいっぱいでした
念願の晴れ間!熟れてきた桃!
そんな中、
やっと!
やっと!!! (TдT)
収穫を初めて1週間、
待ち望んでいた
お日さまが顔を見せてくれました!
↓鳥よけの凧。飛んでない…w
すると!
桃チャンたちも
太陽の恵みを受けて、
すくすくと
一気に育ち始めたのです!
これまで
「この桃、熟れてるかな?」
「まだ小さいな」
と、恐る恐る採っていたのが
やっと!
もぎもぎもぎーーーー!!!w
と、思いっきり桃を
収穫できるようになりました!
ダンナさんも
「コレだよね!」
と、汗だくになりながら
満面の笑み(^^)
これまでの遅れを
取り戻すべく、
一心不乱に桃をとっては
出荷しました!
↓1日で500kg以上出荷した日、農協職員の方と記念撮影!
しかし!
今度は急な気温上昇で
一気に熟れだした桃(゚o゚;
この時期に
採り切らなければ
膨大なロスが出てしまいます><
せっかく
1年かけてつくった桃が
「熟れすぎて
全部落ちるんじゃ…」
という切迫した状況
再度、
「アルバイトをお願いしたい!」という
わたしたちの
必死の呼びかけに応えて、
お手伝いに
来てくださる方が続々と!
そのおかげで
最終的に6.3トンの桃を
出荷するコトができました!
(昨年比1.6倍!)
みなさんの
ご協力やあたたかい応援が
本当にありがたく、
わたしたちの力になりました!
この場をお借りして
厚く厚く!
御礼申しあげます!
ありがとうございました!
最後に…
たかだか
農家の嫁2年目ですが
今年は去年以上に
さまざまな学びがありました
収量を増やすのと同時に
人手が必要なコト
そして
その人手の確保の難しさ
(うちは1つの品種に絞ってつくっているので
特に人手がいるというのもあります)
今年のように
お手伝いをお願いした日が
収穫に適した日ではないコトもあります
こればっかりは
その年の気象状況によってさまざま
「この時期が最盛期!」と
予想してお願いするコトが難しいし、
かといって
「ハイ、明日イイ感じだから来て!」
と、そんなフレキシブルに動ける
働く世代って
なかなかいないませんよね(^^;
そーゆーコト考えたとき、
自然相手で人間の都合でははうまくいかない農業が
昔から家族で営まれてきた理由が
そこにあるんじゃ?と
なんとなーく思いました
とは言え、
現代は令和!
我が家も多分にもれず、
共働きなうえに
ふたりとも
ダブルワークどころか
トリプルワーク!w
もしかしたら
いろんな人に迷惑をかけるコトも
あるのかもしれないけど、
従来のやり方から学びを得つつ、
新しい農業のカタチを
模索していく(いかなきゃ?)のかも
しれませんね!
そして!
手前味噌ではありますが、
ダイゾウさん!
ガンバッタネ!
お疲れ様でした!
収穫する頃になると
ポジティブの塊みたいなダイゾウさんが
「また鳥に食べられた!」
「桃を採りきれなかったら
どうしよう…」
と、いつになくネガティブになっていて
わたしも心配になりました
そんな中、わたしは
できるだけ明るく振る舞ったり、
ダイゾウさんが仕事に
打ち込めるよう努めたつもりだけど
ちゃんとできてたかな?
一気に熟れていく桃を前に
2人でやるしかないのかなと
諦めかけていたとき、
たくさんの人が来てくれた
きっとこれは
ダイゾウさんの人望と
「松野の農業を再生する!」って
想いに賛同してくれる人が
たくさんいるってコトだと思います!
たくさんの人の想いを
背負っているというコトを忘れず、
また来シーズンも
おいしい桃つくろうね!
みなさま!
これからも矢間農園を
あたたく見守っていただけたら
嬉しいです!
ヤザマでした!